読んで、検討して、次に活かす

ハンドヒストリーの読み方と検討のしかた

ハンドヒストリーは「実際に何が起きたか」の記録です。誰が参加し、いくらポットに入り、どう決着したか。ポーカーナウはゲームごとに残してくれますが、役に立つのは全ハンドを読み返すことではなく、検討する価値のある数ハンドを選べることです。このページでは記録の読み方、実際に学びのあるハンドの選び方、そしてトランプを使う対面卓で記録できる範囲を扱います。

PokerChip.live digital poker table

ハンドヒストリーの各項目が何を指すか

検討する価値のあるハンドと、そうでないもの

対面卓でどこまで同等の記録が残せるか

オンラインと実卓で記録できるもの

差はホールカードだけで、これはソフトの制限ではありません。実際のトランプから配られたカードはブラウザに届かないからです。それ以外はすべて記録できます。

項目オンライン卓実卓+デジタルチップ
ホールカード記録される記録されない(実カード)
ボード記録される記録されない(実カード)
ポジションと参加者記録される記録される
ベット・レイズ・ポット額記録される記録される
誰がいくら獲得したか記録される記録される
バイイン・リバイ・精算記録される記録される
セッションをまたいだ成績セッション単位クラブに蓄積

検討する価値のあるハンド

3時間で約100ハンド。5ハンドをちゃんと見るほうが、全部を流し読みするより効きます。

選ぶものそこから学べる理由
大きかったポット上位3つその日のお金はほぼここで動いた
その場で迷ったハンド迷い自体が判断があった印
大きく負けたポット結果ではなく判断を確認する
大きく勝ったポット勝ちは悪いコールを隠す。ここも見る
降りて後悔したハンドたいていポジションの癖であって単発ではない

Players

6-8 seats

Setup

15 minutes

After game

Share results

ハンドヒストリーに残るもの

1ハンドにつき、配られたプレイヤー、ボタンから見たポジション、各ベッティングラウンドのアクション順、コミュニティカード、そして結果。並べて読むと「そのポジションでその手札のとき、その人が何をしたか」が見えます。検討する意味があるのは、結局そこだけです。

全部読まずに検討する

3時間分を読み返す人はいませんし、やろうとするから誰も検討しなくなります。大きかったポットを3〜4つと、その場で迷ったハンドを2つ。お金と間違いはそこに集中しています。残りは小さいポットが普通に決着しただけで、そこからは何も学べません。

何を見るのか

1ハンドにつき2つだけ問います。その時点で知っていた情報だけで、その判断は妥当だったか。そして、結果を見て評価が変わっていないか。この2つは頻繁にズレます。正しいコールが負けることもあれば、ひどいコールが勝つこともある。結果で検討するのは、検討しないことより悪い。間違った教訓を確信つきで覚えてしまうからです。

癖はポジション別に並べると見える

結論を出す前に、気になったハンドをポジション順に並べ替えてください。ホームゲームで繰り返し出る漏れはたいていポジション由来です。アーリーで参加しすぎている、ボタンで降りすぎている。1ハンドずつ見ていては絶対に見えず、まとめた瞬間に明らかになります。その並べ替えができる場所がハンドヒストリーです。

ハンドヒストリーと収支表は別物

答える問いが違うので混ぜないほうがいいです。収支表は誰がいくら払うかで、解散前に必要です。ハンドヒストリーはどうしてそうなったかで、必要になるのは後日です。収支が合わないのは収支表側の問題で、ハンドヒストリーを見ても直りません。

トランプを使う対面卓では

実卓ではホールカードは記録できません。カードがソフトに触れないからです。PokerChip.liveが記録するのはハンドの形のほうで、バイイン、ブラインド、ベット、ポット額が起きた順に残り、セッション単位の成績も出ます。誰がポットに入りすぎているか、お金がどう動いたかを見るには十分で、しかもハンドの途中で誰かにスマホへ手札を入力させる必要がありません。

セッションをまたいで残す

1晩は、自分を含めて誰について結論を出すにも小さすぎるサンプルです。価値が出るのはシーズン単位で、だからこそ詳細な1回の記録より、積み上がる結果のほうが役に立ちます。1年分が単発ルームに散らばるのではなく、クラブに残るほうが後から効きます。

FAQ

ポーカー ハンドヒストリーに関するよくある質問

01

ハンドヒストリーとは何ですか?

各ハンドの記録です。誰が配られ、どのポジションで、どういう順にアクションし、ボードが何で、どう決着したか。記憶に頼らずにあとから判断を再現できるようにするためのものです。

02

ポーカーナウのセッションはどう検討しますか?

全ハンドを読まないでください。大きかったポットと、その場で迷ったハンドだけを抜き出し、結果ではなくその時点で知っていた情報を基準に判断を評価します。

03

勝ったかどうかでハンドを評価していいですか?

だめです。検討でいちばん多い間違いです。正しいコールはよく負けますし、悪いコールもよく勝ちます。結果で評価すると「たまたまうまくいったこと」を繰り返すよう学習してしまい、検討しないより悪くなります。

04

統計が意味を持つには何ハンド必要ですか?

1セッションではまったく足りません。ホームゲーム1晩のサンプルでは自分を含め誰についても結論は出せないので、単発の数字は証拠ではなく話のタネとして扱ってください。

05

対面のホームゲームでもハンドヒストリーは残せますか?

完全な形では残せません。実際のトランプから配られたホールカードはソフトに届かないからです。PokerChip.liveはハンドの構造、つまりブラインド、ベット、ポット額、参加者を記録します。ホームゲームの検討に必要なものはだいたい入ります。

06

収支表とは何が違いますか?

収支表は誰が誰に払うかで、解散前に必要です。ハンドヒストリーはどうお金が動いたかで、必要になるのは後日です。収支が合わない問題をハンドヒストリーで解決することはできません。

07

カジュアルなホームゲームでも検討する価値はありますか?

1セッションにつき数ハンドなら、特に居心地が悪かった場面については価値があります。本格的な検討ツールは何万ハンドも打つオンラインのプレイヤー向けで、月1回の友人との集まりには大げさです。

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